2013年8月19日月曜日

交響曲ドラキュラ予告2
















Sympony
DRACULA






吸血鬼ドラキュラ。
その原作小説は多様にパロディ化され、
現代でもつくりつづけられています。

ゲーム、マンガ、劇画、小説、
さまざまなジャンルにいかされる。
復刻の面白さはネームバリューと、
テーマを借りてこられることにある。

原作に忠実なものから、さまざまに修飾されたものまで、
限りなく焼きなおしされ利用されています。

古い倉庫、地下室、納骨堂。
吸血鬼の棺桶が眠る。

なぜ、古い物置など恐怖の対象となるのでしょう?
予想もしない何かの道具や古いモノがおいてあるから。
倉庫に物をしまって並べたときはどこかの人間が意図して
整理した。
何かの意味があり、それが長い年月そのままに眠っているのです。

古い曾祖父の時代の情報をのこしている。
海岸に流れ着いた死体は自然の浄化作用により、
腐敗して消えて流されますが、
ある条件では100年や200年も前のなにかを
そのまま残るのです。
古い手紙には今読んでも当時の景色がそのまま残っている。

知ってはいけない秘密が長い年月開かれなかった
地下室にのこされているかもしれない。
ドアやふたを開くことの恐怖は、
幽霊や吸血鬼というより、
人間の意図する古い情報にあるのかもしれない。











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